人気の「エアロ・ボディ・キット for F56JCW」が、これまでご要望の多かった「P.D.C(パーク・ディスタンス・コントロール)装着車」にも対応しました。
P.D.C(パーク・ディスタンス・コントロール)」とは、前後のバンパーに取り付けられた専用センサーにより、車両と障害物の距離を監視する運転支援の機能で、対象物との距離が規定より近づくと、そのレベルに応じて室内のTFTモニターとオーディオ・スピーカーを通じてドライバーに注意を促します。
LCI(後期)モデルになってからは、このP.D.Cがバックカメラとのセットオプションとなった為に装着率も高くなっており、当社の「エアロ・ボディ・キット」装着時の対応について多くのご要望をいただいておりました。
加工は一切なしの安心取付け設計
これまでのキットのモデルのままでも取付け店舗でのワンオフ加工での取り付けの実績はありましたが、製品としてのデリバリーということでは、私たちのポリシーでもある「何処でも・誰でも・同クオリティを手に出来る」の実現を目指して開発・設定を行いました。
ちなみにこのセンサーですが、波形の出る方向に特徴があり、センサーの取り付け位置と微妙な向きの違いでも誤動作を頻発します。単純に車高を落とした場合だけでも誤動作が発生することもしばしばあるほどで、センサーの向き合わせなどの細かな調整が必要となっていました。
そこで今回は作業者が常に安定した取り付けを実施出来るように、純正のそれと同じようにセンサーを固定する「カバー・ブラケット」を作ることで対応させています。
こちらがフロント用の試作品です。独特の形状を持つ当社製の「エクステンション・スポイラー」装着時、そのうえローダウンを行った際にもセンサーが誤動作することないように、計算された形状の設計がなされています。
さらに左右それぞれ専用の「カバー・ブラケット」となっているので、作業者が調整を行う必要もなく、純正カバーからセンサーを外して付け替えるだけの簡単取り付け設定となっています。
こちらの画像はリア用です。フロントと同じく、作業者によるセンサー取り付けの方向ミスを防止するよう左右専用カバー・ブラケットとなっています。
不自然さのない装着イメージ
必要な機能とは言え、装着後の印象がいかに自然に目に写るかは外装パーツとして重要なポイントです。今回、ただのセンサーの「カバー・ブラケット」ではありますが、見た目と機能と作業性とが考え尽くされた仕上がりとなっています。
P.D.C装着車対応の「エアロ・ボディ・キット for F56JCW」は、間も無くデリバリーを開始。これまで装着を諦めていた方は、是非これを機会に再度ご検討下さりますようお願いします。