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F54クラブマンを導入。《アーカイブ記事》

2020.5.8

(この記事は2015/11/26に投稿された記事のアーカイブになります)

新型Fシリーズへのモデルチェンジで、いよいよF54クラブマンが設定されましたね!弊社でももちろん開発車両の導入を計画しており本日入庫してきましたので、これから適合確認と専用製品の開発設計を行ってまいります。

エンジンは基本的にこれまでのモデルと同じB48型でクリーナーやキャタライザーは使えそうな印象。ボディ周りはひとまわり大きくなったので再度設計しなくていけませんが、F56などの兄弟車と比べてちょうどボディのセンター付近から広げているレイアウト構造のようですので、部品の考え方は同様で問題なさそうです。

なお、サスペンション構造は同じですが重量が異なるほか、アッパーマウントの取付箇所が変更されているのでしっかり検討したいと思います。そして、ホイールについてはトレッドの拡大に伴いタイヤの幅が広がりました。F56モデルのJCWが7.0J+54でSTDが6.5J+48に対して新型F54では7.5J+54の設定となりました。

さて、この内容をふまえて弊社では新たなホイールの設計進めており今回の車両導入と合わせるような段階でイメージ画像が出来ましたのでご紹介します。

それがこちらのイメージ。

Fシリーズ用の鍛造ホイールEX02Rからのイメージを継承しながらもブラッシュアップを施し新たに生まれたデザインのY字型の5スポークです。サイズは18×7.5J+43(5H112)と18×8.0J+40(5H120)で、8Jサイズの方はPCDからもお分かりいただけるようR6Xでの装着を想定しています。

また、今回のホイールはデザインの自由度と機能性、皆様にもお買い求めやすい価格設定を実現するよう日本製のフローフォーミング製法を採用。その先のキャリパー交換にも対応できるようスポーク部分は極力クリアランスを確保出来る形状で検討を重ねました。

これから金型の製作を行い最初の試作品が出来上がるのが年明け早々。皆様にはオートサロンの会場でご覧いただけるように準備を進めています。

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