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新型MINI F56にシートレールが適合しました。《アーカイブ記事》

2020.5.8

(この記事は2014/7/7に投稿された記事のアーカイブになります)

新型MINI F56の各部採寸で、今回は「スポーツ・ドライビング・シート」適合のためにシート周りを計測しましたのでご紹介です。

意外な話と思われますが、これまでのRシリーズではR50からR61まで、シート形状こそ違っても画像に記したボディ側の取付け位置のL1とL2の長さだけは共通で下記のとおりでした。このことは途中ALL4がリリースされたりしたものの、根本はFFレイアウトであり、ボク自身も単に基本的なフロア形状は共通なんだということで認識しておりました。

・L1=335ミリ
・L2=395ミリ

当然のことながら今回のF56はFFレイアウトですし、採寸前までは同じだろうなと計測すると…あっさりと違うことが判明。その結果がこちらです。

・L1=365ミリ
・L2=415ミリ

おやおや(汗
開発コードが変われば全てが変わるとはさすがですねBMW。そっか、これからのFFレイアウトはこの寸法がスタンダードになるんだな、と思いながらもその後の調査を続けると…なんとBMWのE46シリーズと同寸法でした。ってことで、頭の中がハテナでグルグルしながら基本的な定説は覆りました。。

もちろん、ボクたちとしてはF56ボディに合った理想のドライビングポジションを実現するため、そのフロア寸法を含めたシートレールを設計するまでですが、今後この数値が意味するものが何なのかということが個人的には気になります。

シートを変える際に問題となるシートエアバックの配線は変わっていません。設計したキャンセラーもですが、Rシリーズ同様でモジュールの書換えでもエラー回避は出来ることを確認しました。

と、ゆうことでご好評を頂いている「スポーツ・ドライビング・シート」専用のシートレールのF56への適合ができて無事にシートの取付けが可能となりました。新型F56でのシート交換をご検討中の方は、ぜひ弊社の製品も候補にいれてくださいね♪

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