(この記事は2014/6/2に投稿された記事のアーカイブになります)
Rシリーズでご好評を頂いている「メンバーブレース」ですが、新型MINI F56用のプロトタイプが仕上がりました。
画像でご覧頂けるように、これまで同様に最低地上高を確保するため今回のモデルではオーバル材を使用して仕上げています。また、F56モデルのサブフレーム構造により、負荷の掛かるセンターマフラー下部付近には新たに“フロントセンター用”として新規で設定しました。
こちらは純正のアンダーカバーを装着した状態のもの。アンダーカバーを加工すること無く装着が可能です。
リア部分はメンバーに寄り添うように装着しマフラーのトンネル部をオーバルバーで繋ぐ複雑な形状で仕上げています。
このメンバーブレースという製品は、サスペンション入力を受止めるサブフレームを補強するパーツで、ローダウンを行なったりハイグリップタイヤを装着した際などに発生するノーマル状態を大幅に上回る入力ストレスによるメンバー本体の変位を効率的に低減させることを目的としています。
とはいえ、レーシングカーのように全てをリジットに固めてしまっても異音やモノコックボディに対するストレスが発生するため、本製品では必要箇所への必要分だけの補強を行なうように設計。その接続箇所と接続強度より生まれるバランスで建築物でいう筋交いのような働きをして入力を分散させます。
こちらの製品の正式リリースは8月末を予定していますのでオーナーの皆さんはお楽しみに^^